レスベラトロールとは

まずは動画をご覧ください

まずは動画をご覧ください。
サーチュイン遺伝子のことを分かりやすく説明しています。

 

※中国のサイトですので動画開始前に1分ほどCMが入りますが、
 スキップできませんのでそのままお待ちください。
※内容は50分ほどになります。

 

驚異の効果!!レスベラトロール

最近話題になっている「レスベラトロール」。
ブドウの皮・種・幹などにあるその成分が今、研究機関や多くの企業などでも熱い視線を注いでいます。
このレスベラトロールが、総ての人・動物に備わっているもののOFFになっている「寿命を延ばす遺伝子」に働きかけて、細胞レベルから寿命を延ばし、結果的に人間の寿命を延ばすということが分かってきました。
また、老化の進行を止め、抗がん作用・抗炎症作用・動脈硬化の防止・血糖値の低下・免疫の向上・活性酸素の除去・放射線障害の軽減などの数多くの効果があることが分かってきました。
永遠の生命は無理だとしても、レスベラトロールを摂り続けることによって、健康な生活を送りながら100歳を迎えることは、それほど難しくない時代になって来ているのです。

レスベラトロールとは何か。

レスベラトロールは植物の実や皮にふくまれるポリフェノールの一種で、特にブドウに含まれるものには強力な抗酸化力があります。
ポリフェノール(抗酸化物質)は、植物が紫外線や外界からの刺激に対して実や幹を守るために発達させてきました。例えば、リンゴの皮を剥くとリンゴの実はすぐに色がくすんで参加してしまいます。なぜ剥く前は参加していないのか?つまりリンゴの皮が酸化しやすい実を守っていたわけです。
つまりリンゴの皮=抗酸化物質なのです。
このポリフェノールを摂ることで、老化の一因である体の酸化を防げることは知られていました。

 

フレンチパラドックス
面白い話があります。
「フレンチパラドックス」という言葉を知っていますか?
フランス人は年間に、アメリカ人平均の4倍のバター・3倍近い豚肉を消費しており、通常であればこういった動物性脂肪の多量摂取により、脳梗塞・心筋梗塞の発症率が高まるはずですが、世界的に見ても発症率はとても低いのです。
長年、研究者の間でも「矛盾」として謎とされていました。
しかし近年の研究で、フランス人は赤ワインの摂取量が多く、食事の時は昼食であってもワインを飲みます。
赤ワインに含まれる、ポリフェーノール、特に少量含まれるレスベラトロールが前記の成人病を軽減させることが分かってきたのです。

 

レスベラトロールを発見したのは日本人だった!
レスベラトロールは日本人によって発見されました。
1939年に北海道帝国大学の高岡道夫博士が有毒植物から抗酸化物質を発見しました。
今まで知られていたものと違うものだったため、「レゾルシノール」から名前をとって、「レスベラトロール(resveratrol)」と名づけました。
1963年にもイタドリの根からも同様のレスベラトロールが発見されました。
1976年にはレスベラトロールは「ファイトアレキシン」と定義づけられました。
ファイトアレキシンとは、植物が紫外線や外敵から身を守るために合成された抗菌性の物質のことです。レスベラトロールも植物が身を守り健全に生育して子孫を残せるように作り出された体を防御する成分の一つです。

 

ワインにもレスべラトロールが存在することが1992年に報告されています。
2003年ハーバード大学の研究では酵母菌にレスベラトロールを与え、寿命が70%延びたことが判明しました。
つまりレスべラとロールは飢餓状態と同じ状態を作り出す「カロリー制限模倣物質」なのです。
この効果は、他の動物でも確認されて、カロリー制限をしなくても長寿遺伝子のスイッチを入れ、細胞の若返りや、老化を抑制することが分かっています。

長寿遺伝子とは何か

様々な研究機関が老化や寿命についての研究を行っていますが、その中でも注目を集めているのが、人間の老化を防ぎ、寿命を引き伸ばすこと言われる長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)です。
この遺伝子はとくべつなものではなく、総ての人間が持っているもので、活性化させることが出来れば平均寿命は121歳を超えるといわれています。
この遺伝子は通常は眠っていますが、食糧難など飢餓状態のときに生命力を高めて死から逃れるためにスイッチが入る遺伝子で、食料に困ることのない現代では通常は眠っています。
この遺伝子のスイッチがいったん入ってしまうと、全身の細胞が活性化し、171の病気を抑える効果があります。

長寿遺伝子の発見・働き

私達の体には誰にでも120歳以上生きることが出来る「長寿遺伝子」を持っています。ふだんはOFFになっていますが、適切な種類のレスベラトロールを摂ればそのスイッチをONにいすることが出来るのです。
1991年に酵母研究の世界的権威であるマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授が酵母菌をモデルとした老化のメカニズムを研究開始しました。
その後8年の歳月をかけて、通常の量のエサを与えた酵母よりも、3割ほど少ない量の栄養を与えた酵母の方が寿命が長いことが分かりました。またその長寿命になった酵母の遺伝子を調べたところ、「Sir2遺伝子」が活性化していることが分かりました。
酵母以外にも、原生動物・ミジンコ・サラグモ・グッピー・ラット・ヒトなどのほぼ総ての動物に「Sir2遺伝子」が存在することが分かりました。
教授の研究の結果「長寿遺伝子は、エサ不足など生命に危険が及ぶ状態で、必要に応じて活性化し、細胞の活性・エネルギー生産・細胞の死などに影響を与える。」という結論に達しました。
その後の研究でも、細胞の寿命を決めているテロメアの磨耗を抑制することも分かってきました。

長寿遺伝子の活性化方法

老化を防ぐには、老化を進行させるような日頃の習慣を改め、病気にかからなくすることが重要です。
老化をとめることは出来ませんが、老化を遅らせる唯一の方法は通常の摂取カロリーに対して65%くらいにカロリー制限すれば、ほぼ総ての生物において寿命が延びます。
老化の大きな原因は、総ての細胞に存在するエネルギー工場としての役目を持つ「ミトコンドリア」の活動低下、もう一つは活性酸素による酸化です。
但し、長寿遺伝子を活性化し続けるにはカロリー制限を一生続ける必要があります。
つまり、一度でも満腹に食べてしまうと、長寿遺伝子のスイッチは切れてしまうのです。
カロリー制限の度合いについてですが、ウィスコンシン大学のリチャード・ワインドルック博士らの研究では、30%ほどのカロリー制限をすると長寿遺伝子のスイッチが入ると結論をつけています。

 

長寿遺伝子はカロリー制限をすることによってスイッチが入りますが、金沢大学の古家大祐博士によると、カロリー制限を7週間以上続けることによって初めてスイッチが入るという研究結果を発表しています。
つまり、カロリーを30%減らした食事を7週間続けて初めてスイッチが入り、しかも一度でも満腹になってしまうとスイッチはオフになってしまいます。
長寿遺伝子のスイッチを入れ続けるのはとても大変なことなのです。
そこで最近注目されているのが、「レスベラトロール」という物質です。
この物質は植物の実の皮や種に含まれている成分で、この成分が長寿遺伝子のスイッチを入れることが分かっています。

老化とは?

老化とは簡単に言えば、身体機能の低下で「不可逆的な退行現象」とも言われています。
これは戻すことが出来ません。
通常は50歳くらいから老化現象が始まり、90歳前後で死ぬわけですが、とりわけ哺乳類は生殖年齢を過ぎると、DNAは子の世代へ引き継がれているため親は生きている必要がありません。
つまり種の存続としては、DNAさえ引き継がれていればよく、個々の個体が長生きする必要はありません。
人間は皆老化していきますが、老化のペースや状態はそれぞれ異なります。
人間の老化・寿命は遺伝子によるものが25%・環境によるものが75%といわれています。
身体機能が衰えてくると、筋力や病気に対する免疫力などが低下し、全体的に体力が落ちてきて「活力」低下してきます。
現在、死亡原因で、老衰は全体の5%、残りの95%は何かしらの病気等と共に老後を過ごしています。
加齢と共に増えてくる病気を防ぐことが出来れば、老後も健康で天寿を全うする瞬間まで、苦痛を伴うことなく、幸せな生涯を送ることが出来ます。


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